労働安全・衛生・健康経営

労働安全・衛生・健康経営

当社グループは、「安全は全てに優先する」という理念のもと、安全教育やテクノロジーの活用・衛生管理体制の強化等を通じて、従業員が安全で働きやすい職場づくりに取り組んでいます。加えて、心身の健康を支える健康経営にも注力し、従業員一人ひとりが健康で、安心して、やりがいを持って働ける環境の整備を推進しています。

方針と体制

安全スローガン

当社グループでは、「安全は全てに優先する」という理念のもと、安全スローガンを掲げ従業員一人ひとりが安全文化を継承し、安全・安心なサービスの提供を心掛けています。

「安全第一 "Safety First"」

安全重点取り組み方針

グループ統一の重点取り組み方針を毎年制定し、安全スローガンと共に、方針に基づいた活動に取り組んでいます。

1. 安全スローガン 「安全第一 "Safety First"」

2. 安全トップメッセージ

半期に1回、当社本社と本部は管掌の執行役員または業務執行役員、現場ではグループ会社社長から「安全トップメッセージ」を発信し、安全意識の高揚を図る。

3. 安全重点取組事項

  1. 1.
    基本方針
    1. a.
      当社グループは、「安全は全てに優先する」という理念のもと、全従業員一丸となって安全活動に取り組み、安全・安心なサービスを構築すると共に、安全文化の醸成に努める。
    2. b.
      企業の社会的責任のもと、従業員一人ひとりが、関係法令および社内規則などを遵守し、基本に忠実な安全活動を実行することにより、企業の持続的成長につなげる。
    3. c.
      「LOGISTEED WAY」の成功要件である「3つの追求(安全・品質・生産性)」を実践するために、計画・実行・評価・改善のPDCAサイクルを回し、事故の未然防止および再発防止を図る。
  2. 2.
    安全取組事項
    1. a.
      類似かつ重篤な事故撲滅、b.安全テクノロジーによる予防保全活動推進、c.現場の安全強化、d.海外ガバナンス強化、e.消防関連の強化

安全推進体制

当社では取締役会の確認のもと「安全専任業務執行役員」を配置し、トップダウンでの安全活動を推進しています。毎月の執行役員会議にて安全活動や事故発生状況などについて審議・報告を行っているほか、毎期の監査役協議会でも安全活動の進捗状況や事故発生状況などについて報告しており、取締役会による監督も可能な体制で安全活動の推進と管理の徹底を図っています。

また、事故が発生した際、迅速な類似事故の発生防止対策が行えるよう、会長および社長を含む全ての執行役員ならびに業務執行役員に第一報や続報を一斉にメール配信できる仕組みを構築しています。

さらに、「安全衛生管理規程」を定め、各事業所および各グループ会社の安全管理体制を構築しています。具体的には、約3カ月間の安全指導者養成研修を修了した安全指導員を本社および各グループ会社に配置し、日々安全指導を実施するとともに、原則として各事業所に「安全衛生委員会」を設置し、従業員の危険および健康障害を防止すべき対策を推進しています。また、毎年開催している全社規模の発表会でも安全に関する情報を共有するなど、安全レベルの向上に努めています。

安全推進体制図
安全衛生委員会
構成

安全管理および衛生管理者ならびに産業医

(会社代表および従業員代表含む)

開催頻度 毎月1回以上
主な審議事項
  • 危険防止および健康障害防止対策に関る調査・審議
  • 労働災害、車両事故の原因分析および再発防止対策
  • 安全衛生教育の計画作成
  • 職場の環境改善および衛生
その他活動 定期的な職場点検、改善活動

安全への取り組み

当社グループでは、従業員の安全を守りお客さまに安全・安心をお届けするために、各種安全に関する教育・研修、および社内外の競技会を通じて、専門知識の習得、運転技能・点検技術の向上、安全に対する意識・知識の向上を図り、グループ全体で安全活動を実践しています。また、サプライチェーン全体における安全レベルの向上には、パートナーである輸送協力会社と一体となった安全活動が必要不可欠と認識しています。輸送協力会社も含めた事故状況の把握や事故削減目標の共有など、目標設定による進捗管理を行っています。

指標

当社グループでは、安全に関する下記項目を指標として、安全推進活動の進捗管理を行い、次年度の取り組みに反映しています。

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指標 目標 対象範囲
従業員の労働安全衛生
  • 労働災害(度数率/強度率)
  • 実績管理
  • 当社、国内グループ会社
サプライチェーン(輸送協力会社)も含めた事故状況の把握
  • 国内外4大事故件数
  • 実績管理
  • 当社、国内グループ会社、海外グループ会社

車両有責事故、構内作業事故、火災事故、重量機工事故

安全指標の実績(2024年度)

安全・安心をお届けするために

安全スローガンの周知

安全ポスター

従業員が作成した「安全ポスター」を全営業所に掲示し、安全スローガンの周知徹底および安全活動の推進を図っています。

安全朝礼

安全朝礼

当社グループでは、過去に起きた痛ましい事故の再発を防止するために、毎年4月と10月に、すべての事業所において「安全朝礼」を実施しています。

協力会社トップセミナー

協力会社トップセミナー

当社グループにとって輸送業務などを受諾いただいている協力会社は重要なパートナーであり、全従業員だけでなく、協力会社と一体となった安全活動の推進が必要不可欠であると認識しています。グループ各社で半年に1回、協力会社の代表も参加するトップセミナーを開催し、安全の好事例や予防保全などに関する情報共有を図っています。

トップセミナー開催地区

(2024年度実績)

ロジスティード北日本(1月開催)、ロジスティード中部(9月開催)、ロジスティード西日本(4月、7月開催)、ロジスティード九州(7月開催)、バンテック(9月開催)、バンテックイースト(9月、3月開催)、バンテックセントラル(9月開催)、バンテック九州(9月開催)

安全品質活動発表会

安全品質活動発表会

各事業所における"現場力強化"に関する具体的な取り組み事例などを発表・紹介し、安全作業の好事例の共有と横展開を図ることで、グループ全体のさらなる現場力強化に取り組んでいます。2024年度は、国内グループ会社4社が好事例を発表しました。また海外グループ会社からは中国より1社がリモートで参加し発表しました。

グループ会社安全品質部長会議

グループ会社安全品質部長会議

当社では、「グループ会社安全品質部長会議」を毎月開催し、現場で発生した事故に対する対策から、特にグループ全体へ展開すべき事故対策を選定し、類似事故の防止対策を図ると共に現場へ展開した安全対策の実施状況を確認し、必要に応じて改善を講じる安全PDCAサイクルを回しています。

安全テクノロジーの導入

事故の予防のため、各拠点で車両や施設にさまざまな安全テクノロジーを導入しています。

SSCV-Safety(安全運行管理ソリューション)の導入

当社グループは、ドライバーを組織として守り、車両事故による被害者や加害者をつくらないため、漫然運転による事故の未然防止を図る「SSCV-Safety」の導入を進めています。国内では、当社グループが保有する、事業用トラックおよび自家用車両の約2,300台のすべてに導入が完了し、運用を開始しています。当社グループでは「SSCV-Safety」の導入により、ドライバーに日々の振り返り指導などを行うことが可能となり、2023年度のインシデント平均発生件数は、前年度と比較し、6割減少しました。

また、「SSCV-Safety」は輸送協力会社への導入も図っており、導入会社や導入を検討している会社向けに安全教育(ウェビナー)を定期的に開催し、「SSCV-Safety」の安全機能の解説の他、利活用方法の好事例の紹介など安全活動の共有等を通して、サプライチェーン全体での安全レベルの向上に取り組んでいます。

この活動は、ドライバーの安全意識の高まりによるコンプライアンス強化、ドライバーの健康管理意識の向上による安定的・計画的配車の実現などにつながっています。

SSCV-Safety導入実績と今後の目標(国内)

対象範囲:当社、国内グループ会社

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2023年度 2024年度
当社グループ 事業用トラック 1,279台 1,445台
自家用車両 1,031台 923台
輸送協力会社トラック 452台 1,148台
SSCV-Safetyユーザー(輸送協力会社)への安全教育
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2023年度 2024年度
安全教育実施回数 12回 12回
参加社数 / 参加人数 24社 / 44名 44社 / 77名
SSCV-Safetyの利活用による車両運転中インシデント発生の削減
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2023年度平均 2024年度平均
インシデント発生件数 0.015件 0.010件

月の稼働車両台数1台当たり

SSCV-Safety (安全運行管理ソリューション)

ドライブレコーダーの装着
ドライブレコーダー

当社グループでは、国内の事業用トラック、トレーラおよび社有車の計5,200台すべてにドライブレコーダーを取り付けています。(2025年3月末時点)

バックモニター

当社グループでは、国内グループ会社の対象車両約3,800台すべてにバックカメラ・バックモニターを装着することで、目視とモニターによる周囲の安全確認に活用しています。また、新たな車両の導入の際は、標準装備として取り付けの徹底を図っています。さらに、バックカメラに人検知機能を付加したシステムの導入も推進しています。

バックモニター1
バックモニター2

フォークリフトへの安全テクノロジーの導入

ドライブレコーダー装着

当社グループでは、トラックだけでなく、国内で保有しているフォークリフトにもドライブレコーダーを取り付け、操作時の指差呼称の確認など、日頃の安全活動に活用しています。また、海外グループ会社にも展開を図っています。2020年度には当社グループが所有するすべてのフォークリフトへの装着を完了し、新たに導入する際は装着を必須としています。

フォークリフト・ドライブレコーダー
導入前後の個別事例
  • ロジスティード東日本(つくば市の物流拠点):導入から9カ月後にヒヤリハット発生件数が6割削減
  • 西日本地区:導入後フォークリフトの事故が前年から4割削減

対象範囲:当社、国内グループ会社、海外グループ会社

ドライブレコーダー導入済みフォークリフト台数

(2025年3月末時点)

約5,000台
青色LED/赤色LED
青色LED
赤色LED

後退中のフォークリフトが接近したことを知らせるため、従来のバックライトに加え、より明るい後退灯青色LEDを海外拠点を含めて導入しました。また、LOGISTEED China, Ltd.やLOGISTEED INDIA PRIVATE LIMITEDなどの複数の海外拠点では、青色LEDに加え、フォークリフトの周囲を照らす赤色LEDも導入しています。

フォークリフト専用の機器ではなく、ライトなどで使用されている市販タイプのLED

対人検知装置の導入

障害物の中から人を見分けブザーとランプで人の接近を通知し、車両を減速させる対人検知カメラを、国内で保有するフォークリフトに導入しています。今後はリーチフォークリフトにも導入を拡大してまいります。

不安全行動の見える化

安全コックピット

映像を活用した「不安全行動の見える化」により労働災害の未然防止に努めています。

物流センター内で稼働するフォークリフトの不安全行動を見える化するため、事故の発生リスクが高い場所の天井にカメラを設置。一時停止違反があった場合は画像認識技術で自動検知されると同時に、操縦者に対しアラートが発せられ、不安全行動への注意を促しています。また、映像データを分析することで今後の対策につなげています。

2020年度からはパトライトによる警告機能を新たに加えたことで、導入前と比較してフォークリフトの一時停止違反を削減することができました。2024年度現在5拠点で稼働中となっており、今後も導入や機能の拡張を推進し労働災害の未然防止を図っていきます。

防犯防災プロジェクト

当社グループでは、従来から取り組んでいる安全・品質活動に加え、防犯・防災・減災面をさらに強化した職場環境構築を図るため、2022年度に「防犯防災プロジェクト」を立上げました。当社が考える未来の物流センターの実現に向けて、インシデント・危険作業などへのAI認識・ディープラーニングでの異常値検知、アラート発信を集中管理する「安全品質集中管理センター」等により、安全・品質・生産性・防火・防災・防犯の視点での「見える化」を進めています。

当社グループがめざす未来の物流センターの実現に向けて

当社グループは、倉庫内領域において自動化設備の導入とスマートデバイスの活用を進め、生産性の向上と見える化を進めていますが、安全・品質に関してもインシデントや危険作業等の見える化に取り組み倉庫の強靭化につなげています。2022年度より、安全・品質・生産性・防火・防犯の見える化と集中管理を行う自動化センター構想の具現化に向け、国内の物流センター7拠点に高度な解析機能も有するビデオマネジメントシステムを導入し、クラウド上での遠隔監視と本社内に設置した「安全品質集中管理センター」での一元管理を実施しています。2025年度以降も、AIを活用したアラートや一元管理等の機能拡張と、見守り対象拠点の拡大など拡充計画を推進し、安全・安心かつ強靭な物流現場の実現をめざします。

計画中の拡張機能
  • 不安全行動や不審者の侵入の検知
  • 温度管理センサーをはじめとする各種デジタルセンサーとの連携による危険事象等の検知
  • 検知情報の一元管理とアラート発信 他

統合報告書2023(P41₋46) 社員座談会 ロジスティードグループが考える未来の物流センター(PDF形式、4Mバイト) PDFファイルを開きます

消防見える化システム

自衛消防体制の強化に向け消防法等の法令に確実に対応するため、消防見える化システムを独自に開発し、2023年1月から同システムの運用による消防管理を、導入対象となる約500拠点で本格的に開始しました。同システムを導入することで、消防設備点検状況のリアルタイムでの把握による点検期限等の管理が可能となり、消防設備の修繕漏れ防止や消防設備の不良による人的・物的被害等の抑制につながっています。

今後も同システムによる消防管理を徹底し、自衛消防能力の向上に努めていきます。

安全知識と技能の向上

社外競技会への出場

当社グループでは、専門知識の習得、運転技能および点検技術の向上、交通安全に対する意識・知識の向上を図ることを目的に、毎年「全国トラックドライバー・コンテスト※1」「全国フォークリフト運転競技大会※2」に出場しています。
2024年度も、全国各都道府県の予選を勝ち抜いた選手達が出場し、優秀な成績を収めました。

これらの活動を通じて、トラックドライバー、フォークリフトオペレーターのみならず全従業員の安全意識の高揚と事故防止に努めています。

第56回 全国トラックドライバー・コンテスト(2024年度)

学科競技と実科競技(点検・運転技能)の総合得点で競う当大会には、グループ各社から11名の選手が出場し、4トン部門・11トン部門・トレーラー部門・女性部門の開催全部門で計6名の選手が入賞しました。

過去の大会結果については以下からご覧いただけます。

過去の大会結果

第39回 全国フォークリフト運転競技大会(2024年度)

学科・点検・運転の3競技の総合得点で競う当大会にはグループ各社から12名の選手が出場し、一般の部では準優勝と3位に入賞・女性の部では4位に入賞しました。

過去の大会結果については以下からご覧いただけます。

過去の大会結果
  • ※1全国トラックドライバー・コンテスト:公益社団法人全日本トラック協会が主催し、プロトラックドライバー日本一を競う。
  • ※2全国フォークリフト運転競技大会:陸上貨物運送事業労働災害防止協会が主催する大会であり、フォークリフトオペレーター日本一を競う。

2020年度は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、「全国トラックドライバー・コンテスト(第52回)」、「全国フォークリフト運転競技大会(第35回)」の開催が中止となりました。

社内競技会の開催

社内競技会

海外グループ会社では、2013年度より現地従業員を対象としたフォークリフト大会を開催しています。2020年度から2022年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、海外グループ会社のフォークリフト大会の開催を見合わせましたが、2024年度は、中国にてフォークリフト大会を開催しています。

海外での社内フォークリフト大会

ハザードマップの運用

ハザードマップの運用

事故が発生していない職場でも作業の潜在的な危険性は存在しています。従業員がヒヤリハットなど職場内で危険を感じた箇所をハザードマップに記入し、直ちに対策を講じるという、リスクアセスメント活動をすべての職場において推進しています。

安全教育(実技訓練・体感教育)

当社グループでは、職場でのさまざまなシチュエーションを想定した実技訓練と体感教育を中心に、現場指導を実施しています。また、VR(バーチャルリアリティ)を活用し、危険な労働災害を再現する体感教育も導入しています。

安全教育1
安全教育2

VRを駆使した体感教育

当社グループでは、VR(バーチャルリアリティ)技術を活用した体感教育を行っています。物流現場での作業における危険な場所や行動が体感できるシナリオを作成し、実際の作業現場で360度カメラによる撮影を行い仮想空間上に労働災害発生の危険が潜む行動等を再現することで、作業者の安全意識向上につながるVR映像コンテンツを作成しています。現在、国内拠点向けに17種類のVR教育映像コンテンツを用意し、現場のニーズに合わせた貸出や体感教育を計画的に実施しています。2024年度は、「事業所内でのつまずき」「カッター切創」のほか「フォークリフトとの接触」のコンテンツを中心に各拠点での体感教育を実施し、安全作業の徹底を図りました。また2023年度より、海外拠点に向けても同様の体感教育の活動も実施しています。

つまずき転倒体感
カッター切創体感

対象範囲:当社、国内グループ会社、海外グループ会社

VR体感教育受講者数

(2024年度)

65拠点(うち、海外4拠点)
1,955名

新入社員への安全教育

当社グループでは、新入社員受け入れ時に安全知識を身につけるため、座学と体感教育による指導を行っています。

新入社員への安全教育1
新入社員への安全教育2

重量機工作業の実務教育と指導

重量機工作業における技能訓練

鉄道車両・発電プラント・産業機械などの大型品および理化学機器や、医療機器などの精密機器を安全に輸送・搬入・据付するためには、綿密な計画を立て、それを確実に現場で実践することが不可欠です。作業の実施に向けては、計画内容を精査して現場指導を行うほか、重量品輸送の従事者全員に配付する「重量・機工安全技術ハンドブック」の活用などにより、安全作業に努めています。

新規事業および投資案件におけるリスク評価と安全の確保

新規事業の立ち上げや新たな設備等の導入の際は、計画・投資・運用の各段階で経営幹部も出席するフェーズゲート会議を開催しています。各会議では、発生し得る労働安全上のリスクの洗い出しと評価を行い、リスク低減に向けた措置を講じています。

デジタルツールを活用したオンライン教育

新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から対面かつ集合型の研修の開催が困難な状況が続いています。そのような中、当社グループでは、Web会議ツールの活用やクロマキー合成などの映像技術の駆使により、ライブでの研修を実施しています。対面型研修に近いオンライン授業を行うことで、受講者と緊密なコミュニケーションが図れるだけでなく、新型コロナウイルス感染拡大防止にもつながっています。

オンライン教育環境
オンライン教育配信画面

安全意識の底上げ

全従業員向けの安全教育

安全・品質ニュース

コーポレート部門も含めた全従業員を対象としたeラーニング、経験者採用者向けの導入教育、階層別教育、月1回の安全品質ニュースの発行(日本語・英語・中国語)などを行い、全社を挙げた安全意識の向上に努めています。

啓発活動

安全品質カレンダー1
安全品質カレンダー2

わかりやすいイラストを活用したカレンダーを職場内に掲示し、従業員に対して啓発・注意喚起を行っています。

職場のマナビ

職場のマナビ

当社グループの安全ルールについての動画を、「職場のマナビ」と題して各営業所に配付し、安全衛生委員会や職場懇談会などで視聴し、安全について議論しています。 また、英語版と中国版も作成し、海外グループ会社でも展開しています。

教育用ビデオの作成と教育指導

社内教育用動画説明画面1
社内教育用動画説明画面2

安全な作業を実施できるよう社内教育用ビデオ(映像)を作成し、全従業員に対し、教育指導を行っています。

デジタルサイネージ

倉庫内の休憩所やトラックドライバーの待機場所などの物流現場の各所にデジタルサイネージを設置し、事故の内容・原因・対策を映像で繰り返し伝えることで、全従業員の安全意識の向上を図っています。

ドライバー待機場所での放映内容

ドライバー待機場所での放映内容
  • 脇見の事故事例と対応方法
  • 速度超過による事故事例と対応方法
  • バック時の事故事例と対応方法 等

統一安全ルール

当社グループでは、ロジスティード作業規格(LDSK)を制定し、輸送や倉庫作業など物流サービスを提供していくうえで発生するすべての作業について作業ごとの安全ルールを規程しています。

VC活動と連動した安全への取り組み

安全意識を各職場に浸透させるため、VC活動(改善活動)と連動した取り組みを行っています。2023年度は、VC活動の一つである"経営層との座談会「対話セッション」"を安全・品質・リスクマネジメントをテーマに掲げ開催しました。互いの活動や体験を役職を超えて語り合うことで、今後の改善活動への気づきを得るきっかけづくりの場となりました。また、VC活動の事例を共有する社内プラットフォームに「安全・品質・リスク事例集」のコーナーを新たに設置し、各職場の改善活動に役立つ好事例情報へのアクセシビリティを高めることで、改善マインドの浸透を促進につなげています。

笑顔と活気にあふれる職場づくり(VC活動:Value Change & Creation)

グローバルセーフティ活動

安全管理のグルーバル展開

当社グループにおける安全基準を、海外も含めて浸透させるため、国内同様の手法で安全活動を展開する「セーフティキャラバン」を実施し、安全管理意識の向上を図っています。当社本社の安全推進部と海外現地法人の安全推進管理者・担当者が現地で直接話し合いながら安全に関する確認等を進め、顕在化した課題に対しては、一体となって現場で直接的に対策を講じるだけでなく、キャラバン後も継続的な改善策がスムーズに実施できるよう実務者間の連携強化を図っています。

2024年度はタイ、マレーシア、トルコ、中国にて「セーフティキャラバン」を実施し、発生した事故の深耕、対策の有効性検証のほか、各種安全管理に関する確認等を行いながら安全文化の共有と安全管理意識の高揚を図りました。

グローバルセーフティ(インド)

インド

グローバルセーフティ(タイ)

タイ

グローバルセーフティ(中国)

中国

海外での社内フォークリフト大会

海外グループ会社では、2013年度より現地従業員を対象としたフォークリフト大会を開催しています。大会の開催にあたっては、当社の安全文化を受け継いだ現地安全担当者が大会企画・運営を行い、安全技術の向上を図り、現地従業員同士の切磋琢磨を通じた、個々人の成長意欲の醸成につなげています。

社内フォークリフト大会1
社内フォークリフト大会2

2024年度までの

社内フォークリフト大会開催地域

中国、タイ、インドネシア

安全行動好事例の海外への展開

事故・災害の発生状況などを月1回安全品質ニュースとして日本語・英語・中国語で発行し、グループ内で展開しています。事故原因や再発防止策の好事例を掲載し、同様な事故を惹起させないよう国内だけでなく海外でも安全管理意識の向上に努めています。

運輸安全マネジメント

貨物自動車運送事業輸送安全規則第2条の8に定める輸送の安全に関する情報を掲載しています。

(対象事業者の区分:事業用貨物自動車300両未満)

1. 輸送の安全に対する基本的な方針(2025年度)

輸送の安全は、CSR(企業の社会的責任)の重要な要素のひとつとして、経営トップの主導のもと、次の方針に従い、当社および当社グループ会社の全従業員が一体となって取り組んでまいります。

  1. 1.
    当社は、運行管理体制の充実を図り、法令に定められた運行管理を適切に機能させます。
  2. 2.
    当社は、PDCAサイクル(計画、実施、評価、改善)の実践により、輸送の安全性の継続的な向上を図ります。
  3. 3.
    当社は、当社グループの全従業員に対して、安全の確保が最も重要であるという意識を教育や啓蒙活動を通して徹底させます。
  4. 4.
    当社は、輸送業務を委託する協力会社の方々に対する、研修会・安全会議などの定期開催、会社訪問による安全診断、各種教育の共同実施、安全関係資料の配布などの活動を通して、一体感をもって安全向上に取り組みます。

2. 輸送の安全に関する目標および達成状況(2024年度)

貨物自動車運送事業輸送安全規則第2条の8に定める輸送の安全に関する情報

(対象事業者の区分:事業用貨物自動車300両未満)

  • 1.
    交通事故の撲滅
    • 目標
    • 軽微な事故を含めて「交通事故ゼロ」をめざします。
    • 達成状況
    • 貨物運送事業およびこれに付帯する全ての業務における自動車事故報告規則第2条に定める交通事故
    • 当社:0件
    • 当社グループ:2件
  • 2.
    交通事故防止のための教育
    • 目標
    • 交通事故防止のための教育を積極的に実施します。
    • 達成状況
    • ア.各事業所において、操縦士および業務上運転者に対して集合教育・個別指導を実施しました。
    • イ.各事業所において、運転適性診断の受診と結果に基づく面談指導、添乗指導などを実施しました。

3. 自動車事故報告規則第2条に規定する事故に関する統計

2024年度において、自動車事故報告規則第2条に規定する事故に関する統計に該当する事例はグループ会社で2件ありました。

4. 輸送の安全に関する組織体制および教育の実施

グループ会社各社の車両管理責任者および事業所長は、安全運転教育の年間計画を定め、交通事故防止に必要な知識についての従業員への教育に加えて、適宜SSCV-Safety(安全運行管理ソリューション)を活用した運転指導を実施しています。

5. 輸送の安全に関する重点施策(2025年度)
6. 輸送の安全に関する計画(2025年度)

  • 1.
    交通事故の減少目標
    • 軽微な事故を含めて「交通事故ゼロ」を目標とする。
  • 2.
    交通事故防止のための教育
    • 各営業本部・事業所およびグループ会社における教育を積極的に実施する。

7. 輸送の安全に関する予算等の実績額(2024年度)

安全テクノロジーの導入や安全教育などについて、各グループ会社で積極的に予算化し、活動を推進しています。

8. 事故、災害等に関する報告連絡体制

当社グループで発生した事故はすべて、迅速に対応できるよう報告連絡体制を整備しています。特に重篤な事故については、国内外ともに、第一報として会長執行役員・社長執行役員以下関係者に一斉にメール送信されるシステムで対応しています。

9. 輸送の安全に関する教育および研修の実施状況

グループ会社向けに、夜間操縦時の危険予知トレーニングなどの体感教育を行っています。

輸送の安全に関する教育及び研修(夜間)
輸送の安全に関する教育及び研修

10. 輸送の安全に係る行政処分

2024年度において、輸送の安全確保命令、事業改善命令、自動車その他の輸送施設の使用停止処分、事業停止処分はありませんでした。

参考

安全研修の受講者数
(当社 安全管理部門主催による、グループ会社を対象とした研修)

研修名 2024年度
操縦士体感研修 10名
現場指揮者安全実践研修 22名
社有車添乗指導者養成研修 8名
フォークリフト指導者養成研修 8名

自動車事故報告規則第2条に定める交通事故件数(当社グループ※1合計)

2022年度 2023年度 2024年度
0件 1件 2件※2
  • ※1集計範囲は、ロジスティード、ロジスティード東日本、ロジスティード中部、ロジスティード西日本、ロジスティード九州、ロジスティード北日本、バンテック、バンテックイースト、バンテックセントラル、バンテック九州、常盤海運の11社
  • ※2自動車事故報告規則第2条に定める交通事故件数の内訳(2024年度)
項目 件数
転覆・横転 0件
火災 0件
死者又は重傷者 2件
2件

安全データ

当社グループの事故発生状況(国内)※1

この表は横にスクロールが可能です
2022年度 2023年度 2024年度
度数率※2

当社グループ

( )内、当社

0.62(0) 0.80(0) 0.44(0)
運輸業・郵便業※4 4.06 3.95 3.55
全産業※4 2.06 2.14 2.10
強度率※3

当社グループ

( )内、当社

0.009(0) 0.161(0) 0.018(0)
運輸業・郵便業※4 0.21 0.19 0.23
全産業※4 0.09 0.09 0.09
  • ※1派遣社員および協力会社社員は含まない。
  • ※2100万延実労働時間当たりの業務上災害(休業災害以上)による死傷者数
  • ※31,000延実労働時間当たりの延べ労働損失日数
  • ※4厚生労働省「労働災害動向調査」より引用

当社グループの事故発生状況(国内・海外)

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三事故※5の発生削減率 2025年度目標 国内外4大事故※6発生ゼロ
2024年度実績 2023年度比 8%増加
  • ※5労災事故、車両事故、製品事故
  • ※6車両有責事故、構内作業事故、火災事故、重量機工事故
この表は横にスクロールが可能です
2022年度 2023年度 2024年度

重大労働事故※7

件数

当社グループ

( )内、当社

0(0)件 1(0)件※8 4(0)件※8
  • ※7死亡労働災害。グループ会社の派遣社員および協力会社社員を含む
  • ※8海外において発生した車両事故によるもの。事故後、原因の究明を行うとともに発生防止に向けた対策を実施

労働災害度数率や強度率など、安全に関するデータを下記にて一覧でまとめています。

ESGデータ

健康経営の推進と働きやすい職場づくり

従業員が健康で、安心して、やりがいを持って働き続けることができるよう、各種取り組みを通じた「健康経営」を推進し、従業員一人ひとりが存分に活躍することで、組織全体の生産性と企業価値の向上をめざしています。

健康経営の推進について

当社グループは、2022年8月に「健康経営宣言」を発出しました。健康経営に向けて定めた基本方針のもと、体制を整備し、各種施策に取り組んでいきます。

健康経営宣言

職場が活力にあふれ、当社グループが成長し続けるためには、従業員が常に"健康で安心して、やりがいを持って働き続ける"ことが何よりも大切だと考えます。また、質の高い物流サービスを通じて豊かな社会づくりに貢献することは当社グループの使命であり、その土台となるのが、従業員一人ひとりの心身の健康です。

当社グループは、従業員の健康を会社が取り組むべき経営課題の一つとしてとらえ、健康経営の推進体制を整備し、各種施策を推進することを宣言します。

基本方針と主な取り組み

当社グループは、「安全・健康で働きがいのある職場の実現」に向けて、健康経営の考え方に基づいた各種取り組みを実施していきます。

1.従業員の健康維持・向上への支援

保健師などの医療職を含む産業保健スタッフが、健康保険組合とコラボヘルス(役割分担と連携)しながら、健康トピックスの発信(毎月)等によるポピュレーションアプローチ※1や、有所見者向け保健指導等のハイリスクアプローチ※2に取り組んでいます。

2.疾病対策の強化

定期健康診断には眼底検査やがん検診を織り込み、疾病の早期発見・早期治療につなげています。

3.健康相談への対応

産業保健師が、従業員からの健康に関する相談を就業時間内に対面またはオンラインで受け付ているほか、メールでの相談にも随時対応できる体制を整備しています。また、外部サービスを活用しながら、従業員とその家族が健康やメンタルヘルスについて相談できる「こころとからだの相談窓口」を設置し、専門家によるアドバイス等が受けられるようサポートしています。

  • ※1ポピュレーションアプローチ: 集団全体で危険因子を下げる方法のこと
  • ※2ハイリスクアプローチ: より高い危険度を有する者に対して、危険を削減することによって疾病を予防する方法のこと

推進体制(2025年4月時点)

健康経営推進体制

従業員の健康増進支援

保健師などの専任スタッフが常駐し、従業員の健康づくりをサポートする「グループ健康管理室」を設置しています。グループ従業員からの持病や体調不良、心身の健康面での不安やセルフケア等に関する相談に対応しているほか、健康な毎日を過ごすためのポイントをわかりやすく紹介し、健康リテラシー向上に役立てる「健康トピックス」をイントラネット上の専用サイトで月に1回配信するなど、衛生管理・健康増進支援策の充実を図り、健康で安心して働ける職場づくりに努めています。

健康診断項目の拡充

当社グループでは、従業員の健康増進のため定期健康診断に法定を上回る以下の項目を盛り込み、従業員の生活習慣病の改善やがんの早期発見、早期治療につなげています。

  • 眼底検査(高血圧、高脂血症、動脈硬化、糖尿病合併症の有無等)
  • 大腸がん検診(便潜血2日法)
  • 前立腺がん検診(PSA検査)
  • 子宮頸がんリスク検診(HPV検査)

労働安全衛生の推進

当社グループの競争力の源泉である従業員一人ひとりがそれぞれの能力を最大限発揮できるよう、安全で衛生的な職場で安心して働ける環境づくりを推進しています。国内全事業所で実施される月1回の安全衛生委員会を通して、従業員の安全衛生や健康に関するリスクを洗い出し、その対策を検討しています。そのうち、衛生分野では健康リスク評価の指標として4つの項目を経年でモニタリングし、疾病休業日数率との相関関係を精査しています。また、階層別研修等の場で、業務上、遵守すべき労働安全衛生に関する基準や従業員自身の健康管理に重要な食事、運動、睡眠について理解を深めるための教育を実施しています。

安全衛生委員会の開催

安全衛生委員会の設置義務のない小規模な事業所においても委員会を開催する等、当社では従業員の100%が安全衛生委員会でカバーされるようにしています。

安全/安全衛生委員会(安全推進体制)

安全衛生および健康リスク評価

下記4つの指標で、国内全事業所の従業員を対象に、リスク評価を行いました。

毎月、保健師より健康トピックス(成人病疾患防止、ストレス対策、禁煙など)を配信するとともに、産業医等と連携した保健指導の拡充などを継続的に推進しています。

対象範囲:当社、国内グループ会社

この表は横にスクロールが可能です
2021年度 2022年度 2023年度 2024年度
ストレスチェック受験率 80.1% 80.3% 80.3% 83.2%
高ストレス者率 13.7% 15.0% 14.2% 14.8%
特定保健指導受診率 35.2% 45.0% 43.0% 42.6%
喫煙率 35.7% 34.7% 36.3% 30.6%

アルプス物流グループを除く

疾病休業日数率

対象範囲:当社、国内グループ会社※1

疾病休業日数率※2

(2024年度)

1.05%

※1アルプス物流グループを除く

※2疾病休業日数÷在勤労働者延べ所定労働日数×100

健康や安全をテーマとして取り上げている主な階層別研修(2024年度)

対象範囲:当社(正社員)、国内グループ会社(正社員)

この表は横にスクロールが可能です
研修名 具体的な内容 受講者数(名)
新入社員研修 職場の安全と事故防止の為の実技指導 217
若手基礎研修 直近の労働災害事例を題材とした安全意識の醸成 197
新任係長研修 管理者としての労働安全衛生の理解や直近の事故事例の説明 92
新任課長研修 安全衛生管理体制や安全配慮義務、長時間労働による健康リスクの理解 57

全国の物流センターや営業所の職場環境整備

全国の物流センターや営業所の分煙や空調換気設備導入など健康で働きやすい職場環境の整備を推進しています。

笑顔と活気にあふれる職場づくり(VC活動:Value Change & Creation)

「LOGISTEED WAY」を実践する日々の改善活動として、"会社が成長し続けること"と"従業員がやりがいを持って仕事をすること"を目的とした「VC活動」に取り組んでいます。事業所や部署ごとに従業員がさまざまな職場の課題の解決に向けたテーマでアイデアを出し合い、改善を計画的に実践するというサイクルで改善活動を継続しています。

VC活動

各事業所の改善の取り組みを広く社内で共有するとともに、定期的に発表会を開催して好事例に表彰を行うなど、「改善活動の見える化」と「褒める文化の醸成」により、改善文化の定着を図っています。

人間中心の深い対話を元に、楽しみながら学び、アイデアを創出し、改善を実践するというサイクルで業務を進めることにより、組織力やオペレーション遂行力を強化しています。

そしてこの「VC活動」の積み重ねが、改善文化として当社のビジネスモデルを支える基盤・価値創造の源泉となっているだけでなく、従業員のやりがい醸成とエンゲージメント向上につなげています。

経営方針・ブランド(LOGISTEED WAY)

人間中心設計での対話の促進

人間中心設計での対話

笑顔と活気にあふれる対話を通して、人が定着し、人が集まる人間中心の職場づくりを実践しています。深い対話を通して楽しみながら学習と改善を繰り返すコミュニティをデザインし、管理者と作業者が横並びになって体験と知恵を語り合い、褒め合うことで、笑顔と活気にあふれる職場を実現しています。

「深い対話」を通じて、業務上のテーマや悩み等などを共有し、仲間とのつながりを深めながら、課題解決のためのアイデアを創出・洗練していくプロセスを体感してもらうことで、各職場での日常的な改善活動に役立てています。

参加者からは、「上司・部下と気軽に対話できるようになった」、「相手への理解が深まり仕事がスムースに進めやすくなった」、「顧客からの要望をワンランクアップさせて実現し喜んでいただけた」などの声があがっています。さらに、各職場において人間中心設計を意識した人財を育成するため、「深い対話講座」を開講しています。2024年度はオンラインでの実施を中心に44回開催し、420名が受講しました。

対象範囲:当社、国内グループ会社

深い対話講座受講者数

(2024年度累計)

420名

対話セッション

対話セッション

エンゲージメント向上施策の一つとして「職制の壁を越えたコミュニケーションを実践する」ことを目的とした、対話セッションを2019年度から開始しています。

2023年度は、対話セッションをオンラインで2回・対面で1回の合計3回開催しました。(経営幹部 延べ24名参加)3年ぶりの対面開催では、従業員自身の体験や気持ちを身振り・手振りも含めて表現し、職制の壁を越えて、文字通り膝を突き合わせて互いに語り合い、活発で笑顔になれる対話が実践されました。本イベントにて、従業員に「深い対話」を通じて業務上のテーマや悩み等を共有し、仲間とのつながりや解決するためのアイデアを創出し、洗練させていくプロセスを体感してもらい、各職場での日頃の改善活動に役立てています。

2024年度は、各地で合計8回開催し、延べ254名(役員延べ53名)が参加しました。エンゲージメントサーベイの結果に基づき、従業員自身の体験や気持ちを身振り・手振りも含めて表現し、互いに語り合い、活発で笑顔になれる対話を行いました。参加者の9割が、役員との心理的距離も近くなったと答えました。また、8割が今後の行動変革につなげられそうだと答え、この取り組みを通じて組織風土改革が進んでいます。

アイデア創出ワークショップ

現場で働く従業員の生の声を聞きながら改善アイデアを創出するワークショップを、定期的に開催しています。職場でのムダや非効率と感じていることを共有し、改善アイデアを出し合いながら、職場環境の改善や業務プロセスの改善へとつなげています。

グリーンアクションワークショップ

ワークショップの様子1

スマートワークデザインワークショップ

ワークショップの様子2

改善教育

デジタル改善学科では、社内業務のデジタル改善を推進する人財を育成するために、デジタル改善アンバサダー教育を展開しています。2024年度は、デジタル化を推進するマインドを促すための管理職向け講座も開講しました。さらに、開発者育成の一環として、パワーユーザー(RPA・kintone)の教育プログラムをブラッシュアップし、デジタル改善を進めています。さらに、生成AI(マイクロソフトCopilot)については、経営幹部への体験会や好事例の共有を通じて利用促進を図った結果、526名が活用しております。 また、人間中心デザイン学科として、VC活動の基礎を学べるVC基礎講座をeラーニングで実施するとともに、傾聴力、質問力を養う講座として深い対話基礎講座や、受け取り手の立場にたち行動化しやすい資料作り、伝わるスキルUPデザイン講座も実施しました。

RPA等デジタルツールの活用

RPA(Robotic Process Automation)等のデジタルツールを駆使した生産性改革を組織横断型の取り組みで進めています。役員会議や社内イントラサイト等の情報共有の場で、RPAをはじめとする各種デジタルツールを活用した業務の自動化や効率化の好事例を共有することにより、トップダウンとボトムアップの両面からデジタルツールの導入を促進しています。また、類似業務の改善事例へのアクセシビリティが高まったことで、部門を超えたコミュニケーションが活性化し、さらなる生産性の向上につながっています。

RPA等デジタルツール導入による業務効率化

対象範囲:当社、国内グループ会社、海外グループ会社

業務削減時間

(2024年度までの累積)

121万時間

改善好事例の共有

専用システムにて、グループ内の改善好事例の共有や改善施策の進捗管理を実施しています。

VCアワードの実施

「VC活動」の好事例の発表と表彰の場として「VCアワード」を年に1回開催しています。2024年度は11月に「VCアワード」を開催、地域や国を超えてオンライン配信を行いました。当日は当社役員をはじめ、グループ会社従業員を含む688名が視聴・参加し、後日録画視聴も含むと約1,200名が当アワードに参加しました。各社、各部署より選出された355件の改善・好事例案件の中から、従業員6,094名の投票による代表3件の活動について、趣向をこらした改善事例紹介が行われました。また、インドのFlyjac Logistics Pvt. Ltd.より改善好事例の特別発表があり、海外とも活発に好事例を共有しOne LOGISTEEDを体現することができました。

VCアワードの様子

VCアワードの様子

参考:2024年度 新規改善施策件数

2024年度に発案された当社グループ全体の改善施策数は約17,600件に上りました。

新規改善施策件数の推移

参考:2024年度 活動件数

2024年度は下記の他、各グループ会社にてさまざまな活動を実施しています。

活動名 実施回数
VCアワード 1
VC教育・改善支援 135
VC活動 運営会議およびデジタル展開会議 185
合計 321

「健康経営優良法人」に4年連続認定

従業員一人ひとりの心身ともに健康で心豊かな生活の実現をめざし、2022年に「健康経営宣言」を発出しました。主な取り組みとして、グループ健康管理室を設置し、産業医などの産業保健スタッフと健康保険組合が一体となり、従業員と家族の健康維持・向上に努めています。こうした活動実績等が評価され、2023年より「健康経営優良法人(大規模法人部門)」に認定されました。

健康経営優良法人

「健康経営優良法人認定制度」において4年連続で認定

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