DE&I・ワークライフバランス

DE&I・ワークライフバランス

当社グループは「性別」「人種」「宗教」「年齢」「障がい」「性的・宗教的・政治的指向」「国籍」「社会的・文化的背景」など価値観やバックグラウンドが異なる人財が、それぞれの持てる力を十分に発揮できる組織をめざしています。さらに、すべての社員が安心して働き続けられるよう、柔軟な働き方の導入や休暇制度の充実を通じて、ワークライフバランスの向上にも力を入れています。これらの取り組みにより将来の予測が困難な社会、そこにおける付加価値創造について、多様な人財が一層活躍し、社会への貢献を通じた会社の成長を実現すべく、取り組みを推進していきます。

担当役員メッセージ

執行役員(CHRO)人事総務本部長

執行役員(CHRO)
人事総務本部長
工藤 司

当社では「LOGISTEED2030」において、「グローバル3PLリーディングカンパニー」の実現を掲げており、売上収益1.5兆円、CO2の50%削減、海外比率50%以上の達成及び企業価値の向上に向けて各種取り組みを実施しています。 これらの取り組みにおいて、グローバルでの成長戦略は大きな柱の一つとなっており、組織・人財においても、国内だけでなく海外を含めたグローバル体制の導入・強化を図っています。 2024年には海外事業を牽引するトップに外国籍人財を迎えるなど、日本で勝ち、ビジネスを世界で伸ばすことを見据え、多様な人財によるマネジメントの構築にも取り組んでいます。 多様な人財、具体的には「性別」「人種」「宗教」「年齢」「障がい」「性的・宗教的・政治的指向」「国籍」「社会的・文化的背景」など、さまざまな価値観やバックグラウンドをもつ人財が、それぞれの能力を発揮し、お互いの価値観を受け入れ、ともに成長することは、単なる労働力確保の手段としてのダイバーシティ推進ではなく、当社グループが「グローバルサプライチェーンで最も選ばれるソリューションプロバイダ」として、日本で勝ち、ビジネスを世界で伸ばすための組織力と競争力をより一層高める力強いドライバーになると考えるからです。

当社グループが今後も持続的に成長し、企業活動を通じて社会に貢献していくため、私たちはこれからもダイバーシティ&インクルージョンを推進・発展させていきます。

ダイバーシティへの理解促進

当社グループが物流事業を通じて社会に貢献するうえで、女性やシニア世代など多様な人財の活躍は重要な取り組みと考えており、多様な働き方を実現する制度や仕組みの整備に加え、教育等を通じてダイバーシティ&インクルージョンの風土醸成を促進しています。「一人ひとりの違いを尊重し、多様な人財が能力を発揮できる職場づくり」をめざして、従業員のダイバーシティの理解促進につながるエッセンスを階層別研修などに盛り込み、グループ全体の啓発活動に取り組んでいます。

ダイバーシティ講演会の開催

ダイバーシティ講演会

当社では、ダイバーシティについての深い理解や組織的取組みの促進、従業員の意識改革を目的に、2014年度より、経営幹部や管理職等に向けた外部講師による講演会を実施しています。2020年度からは、オンサイト・オンライン両方での開催とし、参加対象を国内グループ従業員に広げています。

2024年度は、ダイバーシティ&インクルージョン推進に向けて意識改革を目的とした講演会を開催し、約550名が聴講しました。

ダイバーシティ&インクルージョン教育

ダイバーシティ&インクルージョンの重要性への理解促進を図るため、国内の全従業員を対象とした「ダイバーシティ(基礎編)」と、管理職以上を対象とした「ダイバーシティ・マネジメント(管理職編)」のeラーニングを実施しています。各教育をeラーニングとして展開することで、既修者による反復学習と、新卒採用者・経験者採用入社者向けのオンボーディング教育としての機会提供を可能にしています。

ダイバーシティ&インクルージョン教育の受講状況(2024年度)

対象範囲:当社、国内グループ会社

受講者数
ダイバーシティ(基礎編) 9,768名
ダイバーシティ・マネジメント(管理職編) 75名

LGBTQ+への取り組み

LGBT+・SOGIに関する社外相談窓口

当社グループでは、セクシュアリティに関わるハラスメント防止と多様な人財の活躍を推進するにあたり、LGBTQ+への理解促進に取り組んでいます。国内グループ会社の人事担当者向けセミナーを実施しているほか、2022年10月にLGBTQ+社外相談窓口を設置しました。社外相談窓口の対象者は、ロジスティードおよび国内グループ会社のパートナー社員を含むすべての従業員が利用でき、本人の許可を得ない限りは個人が特定できないように対応しています。

女性の活躍推進

女性活躍推進数値目標(KPI)の設定

当社では女性の活躍をグローバルカンパニーの必須課題と位置付けています。2013年度には、管理職に占める女性の割合に関する数値目標(KPI)の設定を開始しました。

対象範囲:当社

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KPI 実績 目標
管理職に占める女性の割合 2024年度 6.9% 2025年度 8.0%

女性管理職比率の推移

対象範囲:当社、国内グループ会社(アルプス物流グループを除く)

女性管理職比率の推移

計画的な係長職・管理職への任用

女性活躍推進に向け、若手のうちから積極的に女性従業員に責任ある仕事を任せ、知識と経験を付与すると共にモチベーションの向上を図り、計画的な係長職・管理職への任用を進めています。

女性係長職比率の推移

対象範囲:当社、国内グループ会社(アルプス物流グループを除く)

女性係長職比率の推移

女性社員向け意識醸成研修(リーダーシップ研修/キャリア開発研修)

女性社員の管理職登用の促進に向け、2021年度から女性係長職を対象とした「リーダーシップ研修」および「キャリア開発研修」を実施しており、2022年度からは管理職になることへの不安の解消と覚悟の醸成を目的に、先輩女性管理職を含めたパネルディスカッションを実施し「先輩社員から学ぶ」取り組みを行っています。

これらの研修は、中長期的なキャリアデザインの必要性を理解するだけでなく、仕事とプライベートやライフイベントとの両立といった女性社員が普段感じている漠然とした将来への不安の払拭と自ら描いたキャリアを実現するための手掛かりを得る機会にもなっています。

女性社員向け意識醸成研修受講者数

対象範囲:※1当社、※2当社、国内グループ会社

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2021年度 2022年度 2023年度 2024年度
リーダーシップ研修※1 20名 16名 8名 -名※3
キャリア開発研修※2 46名 37名 33名 30名

※32024年度は、研修内容見直しのため開催を見送り

当社グループの女性採用数(新卒)

新卒採用に占める女性の数を増やし、女性の人財確保に努めています。

新卒採用における女性採用比率の推移

対象範囲:当社、国内グループ会社

女性採用比率(新卒)

参考:当社単体の2025年度実績

新卒採用者における女性採用比率 28.6%

外国籍人財の活躍推進

当社では、グローバル人財育成のための基盤づくりとしてさまざまな取り組みを行っています。現在、中国、韓国、タイ、ロシア、ケニア等、さまざまな国籍の従業員が活躍しています。

外国籍社員の継続採用

人財の多様化を促進するため、外国籍人財の採用を継続的に進めています。

対象範囲:当社

外国籍社員比率

障がい者雇用の促進

当社グループでは、障がいがある従業員が、生き生きと活躍できる職場づくりを目標とし、さまざまな取り組みを行っています。支援学校等からの作業実習の受け入れや、大学の支援室との連携など、障がい者の雇用促進にグループ全体で取り組んでいます。また、障がいの特性を考慮した就労支援機器の設置やオフィスのバリアフリー化など、就労環境の整備を行っています。今後も、雇用促進に加え働きやすい職場環境づくりに努めていきます。

対象範囲:当社、国内グループ会社

障がい者雇用比率

参考の法定雇用率と民間企業平均雇用率は、各年6月1日時点

高齢者雇用の促進

当社では、定年60歳以降の再雇用について、希望者全員を再雇用しています。ライフプラン研修や定年前面談の実施により、これまで培ったキャリアを活かすことができる高齢者の活躍を支援し、能力を発揮できる職場環境づくりを推進しています。

対象範囲:当社

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2020年度 2021年度 2022年度 2023年度 2024年度
高齢者の再雇用率 100% 100% 100% 100% 100%

仕事と育児・介護との両立支援

従業員が持続的に成長するには、ライフイベントに直面しても家庭生活と両立しながら働くことのできる環境の整備が不可欠であると考えています。従業員が育児や介護などをしながらも安心して働き続けられるよう、法定基準を超える両立支援制度を設けるとともに、従業員への積極的な情報提供により制度の認知向上を図るなど、多様な働き方ができる環境整備、職場風土の醸成に努めています。

男性の育児休業取得の促進

男性育休取得推進セミナー

育児との両立支援制度全般の周知や男性の育児休業取得の職場理解を高めるとともに、時間外・休日労働の削減、年次有給休暇取得の促進等を含めた働き方改革を推進しています。2022年度は、「育児・介護休業法」の改正ポイントと、男性従業員の育休取得が職場づくりやチーム戦略におよぼす影響にフォーカスした男性育休取得推進セミナーを開催しました。2023年度は、相互理解と育児休業を取得しやすい風土の醸成を目的とした職場全体での「男性の育児休業取得」に関するeラーニングを実施し、2024年度は、「仕事とライフイベントの両立」に関するeラーニングを実施しました。2024年度の男性育休取得率は37.8%でした。引き続き、定期的な周知等によりさらなる制度利用を促していきます。

育児休業取得者の状況(2024年度)

対象範囲:当社

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取得者数 取得率
男性社員の育児休業 14名 37.8%
配偶者出産休業 13名 35.1%

2024年度中に配偶者が出産した社員数:37名

eラーニング受講率(2024年度)

対象範囲:当社、国内グループ会社(アルプス物流グループを除く)

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研修名 対象者数 受講者数 受講率

仕事とライフイベントの両立

約11,000名 約3,500名 31.8%

参考:育児休業取得者数の推移(当社)

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2020年度 2021年度 2022年度 2023年度 2024年度
育児休業取得者数(名) 15 27 30 36 23

ハンドブック等による啓発活動

仕事と育児の両立

仕事と育児の両立支援の一助として、対象となる育児休業者向けに「キャリアと育児の両立支援ハンドブック」、管理職向けに「キャリアと育児の両立支援マニュアル」、男性従業員向けに「仕事と育児の両立支援ハンドブック」を作成し、社内イントラサイトで公開しています。また、育児休業により社内イントラサイトにアクセスできない場合でも、個人のスマートフォン等からQRコードにより閲覧可能とすることで、制度を利用しやすい環境づくりと職場への復帰をサポートしています。

育児休業者向けHandbook
管理職向けManual
男性従業員向けHandbook

仕事と介護の両立

仕事と介護の両立支援Handbook
仕事と介護の両立ガイド

介護についても、これからますます増えてくる仕事との両立機会に向けて「仕事と介護の両立支援ハンドブック」を作成し、社内イントラサイトやQRコードでの周知を通じ、仕事をしながら介護に携わる従業員へのサポートの充実化に努めています。

2022年度からは、国内グループ会社従業員向けに、介護に関する情報コンテンツの社内イントラサイトでの定期配信を開始しました。時間、場所を問わず都合に合わせて短時間で読めるような量・内容としています。介護に関する情報を継続的に発信することは、関心のある従業員への情報提供はもちろんのこと、まだ関心のない従業員が介護の基礎知識を得るきっかけづくりにもなっています。

多様な人財の活躍を支える職場環境整備の取り組み

多様な人財が健康で、安心して、やりがいを持って働き続けることができるよう、各種取り組みを通じた「働き方改革」を推進し、従業員一人ひとりが存分に活躍することで、組織全体の生産性と企業価値の向上をめざしています。

労働時間の適正化

労働時間の適正化に向けて事業活動を行う各国・各地域の現地法の遵守を徹底しています。

日本国内では、PCログやIDカード等の客観的な記録を用いることで、適正な労働時間管理を徹底しているほか、働き方改革の推進により、時間外労働の削減と年次有給休暇の取得促進をしています。また、RPA(Robotic Process Automation)等を活用した事務業務効率化や物流センターでの自動搬送機・無人フォークリフトなどの導入により、従業員の労働時間の削減と生産性の向上を図っています。ドライバーに対しては、トラック車両にIoTを活用したSSCV-Safety(安全運行管理ソリューション)を導入し、リアルタイムで運行管理とドライバーの体調等を把握することで事故抑制とドライバーの安全・労働時間管理につなげています。

年次有給休暇の取得促進

有給休暇の取得においても、事業活動を行う各国・各地域の現地法の遵守を徹底しています。2024年度は、有給休暇を取得しやすい職場風土の醸成に向け、学びのプラットフォーム(イベント管理システム)を活用した日本国内グループ従業員全員を対象とした取得推進のeラーニングを実施するとともに、各事業所の管理部門への定期的な取得状況の共有を継続するなど取得促進に向けた施策を行いました。

時間外労働時間、有給休暇取得率

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2021年度 2022年度 2023年度 2024年度
時間外労働時間(時間/月)※1 27.5 27.3 27.5 28.6
有給休暇取得日数(日)※2 15.7 15.9 15.3 16.6
16.9 16.8 16.7 16.7
有給休暇取得率※2 67.9% 68.8% 67.4% 68.3%
70.7% 70.6% 68.5% 70.2%
  • ※1対象範囲 当社(正社員)
  • ※2対象範囲 上段:国内グループ会社(アルプス物流グループを除く正社員)、下段:当社(正社員)

テレワーク勤務の促進

従業員が仕事と生活の調和を図りながら能力を発揮し業務の生産性向上に努めること、災害時にも事業継続性を確保すること、また柔軟な働き方を可能にして育児・介護・病気治療等と仕事の両立を支援することを目的として、テレワーク勤務制度を導入しています。

社外からの評価

さまざまな取り組みと成果が評価され、2018年10月には厚生労働省より、女性活躍推進に関する取り組み状況等が優れた企業として、「えるぼし(2段階目)」の認定を受けています。

くるみんマーク
えるぼしマーク

ダイバーシティ・ワークライフバランスデータ

ダイバーシティ・ワークライフバランスに関するデータを下記にて一覧でまとめています。

ESGデータ

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