中学生から始めた陸上競技を20年間続けてきました。箱根駅伝を走る夢は叶いませんでしたが、その悔しさが入社してから陸上部で10年間走り続けるばねになりました。マラソン一筋でパソコンを触ったこともなかった私が、今事務職として業務を行うことができているのは、ロジスティードグループの密度の濃い研修のおかげです。新規案件対応から契約書・決裁文書作成、リクルート活動、特命事項まで、やりがいと使命感を持って仕事に取り組む毎日です。
私の仕事は事務職ですが、現場も確認して回ることも業務の一つです。この営業所には30か所以上の倉庫があり、新しい製品が入庫されたら足を運んで確認し、毎月定期的に倉庫を巡回して荷物の状況などを把握します。構内の荷扱いから保管、輸送、据付までを自分の目で見て確かめるたびに、ロジスティクスの仕事がチームワークであることを実感しています。お客さまのために何かを成し遂げる、皆が協力して行うのは、スポーツと同じです。
構内で働く従業員の皆さんは、ロジスティードのグループ企業で働いていることがモチベーションになりますし、福利厚生も充実していますから安心して働けます。人は毎日を楽しむために働いていますので、プライベートの時間を大事にしてほしいのです。また、事故やけがをせず健康に働ける職場づくりや、効率よく作業ができるための研修・教育を定期的に行っています。このような取り組みは、業務効率の向上や事故を起こさないことだけではなく、ワークライフバランスの観点から見ても企業の価値向上につながっていると思います。
コロナ禍でも、お客さまの荷物が動かないことから倉庫保管の需要が高まり、当社は多忙を極めました。そうした中で、事務職を中心にリモートワークを推進し、構内作業の現場においても短時間勤務や、休暇を希望の時期に取得できる体制を徹底しました。これは、一人抜けても他の仲間がカバーする「多能工」による効果です。「ロジスティード東日本ならやってくれる」というお客さまの期待に応えるために、全員で全力を尽くすのが当社の企業文化です。
ロジスティードグループでは「LE改善活動」といって、ロジスティクスエンジニアによる終わりなき改善活動を行っています。現場の作業員の声を吸い上げ、より安全かつ快適に働けるシステムを構築したり、お客さまの課題解決に役立てたりします。その鍵を握るのは人です。この先、AIやロボットの進化に伴ってピッキング作業は自動化されるかもしれません。しかし、製品ごとに最適化する梱包設計の仕事など、人の知恵なくしてはできない仕事はたくさんあります。
物流は一見モノを運んでいるだけの仕事と思われがちですが、電気、ガス、水道、鉄道と同様に、世の中のために役立つインフラです。人の役に立ちたいという思いを共有できる人は、ぜひ一緒に働きましょう。
※スタッフの入社年次・担当業務は取材当時のものです。