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ロジスティード

2024年8月29日

2024日本パッケージングコンテストでトリプル受賞
ロジスティクス賞1件、輸送包装部門賞2件

ロジスティード株式会社は公益社団法人 日本包装技術協会主催「2024日本パッケージングコンテスト」において、当社の「1t積載できて、リサイクルしやすい、ハイブリッドパレット!」がロジスティクス賞を、「支柱脱着式段積み輸送用デッキ」および「小型電子顕微鏡のスロープ付き梱包箱」が輸送包装部門賞を受賞しましたのでお知らせします。

①1t積載できて、リサイクルしやすい、ハイブリッドパレット!:「ロジスティクス賞」受賞

ハイブリッドパレットは、ダンボールパレットの低コストとスチールパレットの強度を取り入れたパレットです。ダンボールパレットの床面に2ヵ所の溝があり、鉄パイプをはめ込んだ構造になっています。ダンボールパレットと鉄パイプを一体化させることで曲げ強さ(重みによる反りにくさ)の向上を図り、フラップ(ふたの部分)で床面を覆うことで鉄パイプの飛び出しを防ぐとともに、荷重を分散させ強度の安定化につなげました。ハイブリッドパレットは高温高湿度下でもフォークリフトの荷役状態で1tまで積載可能です。ダンボールと鉄パイプは接着剤で接合していないため簡単に分解してリサイクルできるほか、本体重量は9kgと非常に軽く、環境にも作業者にも優しい製品になっています。

②支柱脱着式段積み輸送用デッキ:「輸送包装部門賞」受賞

従来、ウイングトレーラやトラック荷台スペースの上部空間には無駄なスペースが発生していました。既製品の段積みデッキを導入するとしても、支柱可変式タイプはハイスペックでコストが高く、ネスティングタイプは低コストで導入しやすい一方、下部フレームがあり荷物を置くスペースが小さくなるというデメリットがありました。支柱脱着式段積み輸送用デッキは、デッキ本体と支柱を取り外して高さ調整を行う構造で、下部フレームもないので汎用性が高い設計になっています。必要な機能を備えつつ、構造をシンプルにしたことでコストの抑制を図りました。導入した営業所では、車両数が従来比40%削減、CO2排出量も45%削減しました。導入コストも支柱可変式タイプとの比較で40%削減しました。

③小型電子顕微鏡のスロープ付き梱包箱:「輸送包装部門賞」受賞

小型電子顕微鏡は、通常、すかし木箱の荷姿で輸送を行っています。従来の荷卸しは木箱の開梱後、フォークリフトで顕微鏡をパレットから降ろす作業が必要となり、搬入先によっては荷役機器の手配が困難という問題を抱えていました。この課題を解決するため、木箱の天パネルと側パネルをそのままスロープの部品として活用し、荷役機器なしで荷卸しできる仕様にしました。顕微鏡本体のキャスターでパレットから床まで約4mのスロープを移動させる必要があるため、両パネルには高さの異なる桁(木片)を釘打ちし、品質・安全性を考慮した傾斜角3度を実現させました。また、スロープの左右に高さ3mmのガードをつくり、落下防止にも気を配った設計になっています。

当社グループは、最も選ばれるソリューションプロバイダーをめざし、事業・業界を超えた協創領域の拡大を図り、新たなイノベーションを実現していきます。


【ご参考】
・当社包装ソリューション(包装設計サービス)
https://www.logisteed.com/jp/solution/packaging/


【お問い合わせ先】

ロジスティード(株) 広報部                 TEL: 03-6263-2803

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